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Ableton Live(エイブルトン ライヴ)は、ドイツのAbleton社によるMacintoshとWindows用のループベースのミュージックシーケンサーソフトウェア。最新のメジャーリリースはバージョン9。 Liveは他の多くのソフトウェアシーケンサーと異なり、ライヴパフォーマンスや作曲・編曲のツールとして、楽器と同じように使用する考えを中心に設計されている。サンプルクリップの管理が容易なセッション・ビューを利用したライブパフォーマンスからタイムラインベースのアレンジメント・ビューを利用しての作り込みなど、様々な製作スタイルに対応しているのも特筆すべきであろう。 Ableton LiveのパッケージはSuite、Standard、そして機能限定版のIntroに分かれている。Suiteは最新版のAbleton Liveの他にも豊富なライブラリー集、6種類のシンセ (Sampler, Operator, Collision, Electric, Tension, Analog)、サンプルベースのインストゥルメンツ (Essential Instrument Collection , Session Drums, Drum Machines, Latin Percussion)といったものが付属する。逆にIntroは初心者向け、もしくはLiveシリーズ購入を検討している人向けであり、機能的にも制限(使用できるトラック数や入力トラック数、REXフォーマットが読み込めないなど)がある。この他にバンドルソフトとして付属し、Introの更なる機能制限版であるLite版も存在する。 == 歴史 == Ableton Liveは、C++で書かれ、商業ソフトウェアのひとつとして2001年に最初のバージョンがリリースされた。よく言われるようにLiveはMax/MSPでプロトタイプされたわけではないが、オーディオデバイスのいくつかのモデルに用いられた〔http://www.ableton.com/forum/viewtopic.php?p=280887#280887 Live prototyping explained by Live co-creator Robert Henke〕。 2009年4月に8がリリースされてからは暫く新バージョンの予定がなかったが、2013年3月に約4年ぶりのバージョンアップとなる9が発売された。 また、バージョン8.4からWindows、Macintoshともに64ビットにも対応した。(但し一部の機能に制限がある〔https://www.ableton.com/ja/articles/64bit-myths-facts/〕。) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Ableton Live」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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